日記

日記です

ゲーム屋さん

 先日、となり街を彷徨っていた時、近辺に大きなゲームショップがあった事を思い出した。

 昨今の携帯ゲームには馴染めなかったが、子供の頃はファミコンスーパーファミコンゲームボーイで散々遊び、中学生になっても足繁くゲームショップに通っていた、当時の感覚からすると少々気持ちの悪い少年だった自分にとっては、ゲームショップは未だに行くだけで気持ちが高まる、パワースポット的な効果がある不思議な場所。彷徨っていたのは夜だったので、閉まっているとは思ったが、通りがかることは容易そうだったので行ってみたところ、店はすでに潰れたようで、跡形もなく別の建物に立て替えられいた。

 これも時代の流れかと、寂しい気持ちで新しくなった建物を見ると、大きく「〜保育園」と書かれていた。

 4歳の娘がおり、今でこそ無事に保育園に通っているが、1歳の頃に申込みに落ちた経験がある身として、この場所が子供と気持ちの悪い人(偏見)が集まりがちな場所から、世の役に立つ場所へと、クラスチェンジをしたと理解し、納得した。

 夜中に見知らぬ者が、保育園の前にしばらく佇んでいた姿は、気持ち悪いを通り越して不気味だったに違いない。