日記

日記です

会社の飲み会

 世界には一見無駄に見えて、本当に無駄なことがいっぱいあります。

 ウォーキング後にアイスを食う、カレーのルーを入れる前の細かい味付け、ほとんど露出できなかった攻めた色味のインナーなどなど。

 会社の飲み会とは、その最たるものと考えます。何も得るものはなく、時間、お金と労働者が1番大事にしないといけない財産を浪費させられます。極力参加したくないものです。

 いつものように検索してみると、「飲み会」のワードの時点で「断り方」が最上位に来ました。みんな嫌なんですね。ますます会社の飲み会の、存在意義が分からなくなりました。

 「飲み会 断り方」の検索結果については、どのサイトも当たり前の事しか書いてませんでした。家庭の事情とか体調不良とか、先約があるとか、誰でも思いつくような言い訳のパターンについて述べるにとどまっているものばかりでした。

 まあ誘ってくれた側は悪気はないと思うけど、たぶん考え方とかは合わないだろうから、なるべく穏便かつ簡潔に、それでいて堂々と、あまり具体的でない感じで断るという正攻法が、結局一番いいような気がします。「ごめんなさい。その日はちょっと行けません。」みたいな。理由をわざわざ考えると無駄にうしろめたくなると思うし、今時プライベートな部分をそんなにしつこく聞いてくる人もいないんじゃないでしょうか。

 そもそも会社の人間関係なんて、その場限りの浮世の幻。会社を辞めたら消えるものです。それを最優先とする局面なんて、本当はよほどの時以外にあり得ないはず。そんなものを大切にするために、無駄にコストを費やす必要はないと思います。

 よっぽど気が向いた時だけ行けばいいし、断り続けた結果誘われなくなれば本望。物分かりの良い人間のフリをして付き合うことは、不合理で古臭いものを生きながらえさせる効果があるように思えてしまいます。あいまいな態度を取るために結果何も変わらない。本当は行きたくない人が多いはずなのに。これってくだらないと思います。

 まったく何がおもしろいんだか。