「デザイン・ルールズ(新版)」
今回はこの本を読んでみました。
近所の市立図書館で借りてきました。
ポスターやチラシのような商業的な広告物を作る際の表現のルールや見てくれた人により分かりやすく伝えるためのテクニックが、私のように特にデザインを学んだことのない人にも分かる言葉で書いてあり、非常に分かりやすかったです。
この本を読む前はデザインの世界について、センスや美的感覚が全てのアートな世界だと思っていましたが、実際にはそこまで浮世離れした世界でもなさそうです。ちゃんとセオリーやルールがあるスタンダードな学問だと感じました。その学問を修得したうえでセンスや美的感覚が問われるだろうとは思いますが、並のレベルなら学問をしっかり使いこなせれば通用するのではないでしょうか?
このように思えたのは自分にとって収穫でした。いわゆる、参入障壁に過ぎないかもしれないと。
確かめたいですね、学問としてのアプローチでどこまで行けるのか。
そう思わせてくれる、いい本でした。そして、近所の図書館には価値のある本がたくさんあるということが分かりました。
収穫の多い一冊でした。