日記

日記です

アドラー心理学

 興味があったので勉強中です。悩みがちとか、色々とうまくいっていない方にお勧めの学問だと思います。基本的な部分だけ、簡単にいくつか書いてみます。お役に立つといいなと思います。

アドラー心理学の基本】

①悩んでも始まらない

例えば、電車に乗り遅れたことを悩んだところで早く着く訳でも無いことは分かりきった事です。遅れた相手に対し、悩んだことを知ってほしいだけです。こんな事は無意味なので、景色でも眺めて楽しく過ごせば良い。

 

②悩みについて

悩みは人の糧となり得るが、悩み続ける事は無意味。悩みが深刻すぎて前に進めないという状況を自ら作り出し、前に進まないという決断をして、それを正当化しているだけ

 

③過去を問題にしない

過去に何かあったにせよ、過去を持ち出しても今直面している問題の解決に、少しも役に立たない。過去に戻ってやり直す事はできないのだから不毛な事に時間を費やさず、これからどうするか、という事に集中すべき。

 

④「悪いあなた、可哀想な私」を止める

他者を責め、自分は正しいという思いは他者との争いを招く。争いの結果、仮に、自分の正しさを証明できても相手は離れていく可能性が高く、正しいという事など相手のいない世界では無意味。争いはやめて、それを自分自身の課題として今、何ができるか、という風に考えてほしい。

 

⑤今、何ができるか

今起こっている事が誰の課題であるか明らかにする。そして、自分の課題でなければ差し当たって何もしなくて良い。他の人の課題に土足で踏み込むことはむしろその人との関係悪化を招く。問題解決の糸口は、自分の課題からのみ見出す事ができる。

 

⑥変われるのは自分だけ

人は必ず対人関係の中で生きている。したがって自分の言動は、他者の存在を前提としていて他者に影響を与え、何らかの反応を引き出す。だが他の人の課題を自分が直接解決させることはできない。他者を変える事はできない。自分が変わる事で他者との関係が変わり、他者に影響を与える事はできる。

 

興味を持っていただけると嬉しいです。