日記

日記です

「困った時のアドラー心理学」

 自分の振る舞いや課題に対する考え方など、非常に重要なことについて色々と考えさせられる一冊でした。

 昨日書いたアドラー心理学の考え方に基づき、様々なジャンルの具体的な悩み事の事例について、その対処法を提示していくという内容の本でした。

 この本に書いてあるような悩み事についての答えが欲しくてこの本を読んだ訳ではありませんでしたが、刺さる言葉がいくつかありました。それらをいくつか書かせていただきます。

 

 

 「どんな時に自分が好きかと思えるかと言えば、自分が役立たずでなく、何らかの形で自分が役に立っていると思える時」

 

 自分の課題を解決させる意欲は、自分が好きであった方が嫌いであるよりも湧きやすく、自分が何かの役に立っていると確信できるときに人は自分を好きになることができるとの事ですが、私は職場の同僚たちに対し、何かの役に立てていただろうか?そして、それ以上に、彼らの欠点を憎み見下すばかりで、彼らが自分を好きでいられるように、それが彼らの課題の解決の糸口になり得たかもしれないのに、考えて行動できていただろうか?自分の振る舞いは尊大で不遜なだけでなく、合理的でなかったと思いました。すぐに改めないといけません。

 

 

「それまでの関係を変える事は不可能な事ではない。ただし、どんな関係であっても関係を変えようと決心した方が先に変わる努力をするしかない」

 

これも仕事上の人間関係ですが、自分がこれだけ考え、気を遣い、出来る事をやっているのに、なぜ相手は変わらないんだと、相手に対して見返りを求めていました。相手が変わってくれるかどうかは相手の問題。自分は自分の出来る事をやりきればいい。

 

 

「プライベートという言葉の意味は"奪う"ということ。つまり、公の時間から、自分の時間を奪うという意味。」

 

 これは単純にそうなんだと、面白い知識として、頂こうと思いました。また同時に大昔に友達に、当時付き合っていた彼女との時間がなかなか作れないと相談した際、そういう時間は、作れない、でなく、無理やり作り出すものだと言われ、感銘を受けた事を思い出し、懐かしくなりました。

 

 

他にもたくさんありましたので、機会があればまた書いていきたいと思います。もし読んでくれる方がいたら、役に立ったらいいと思います。