アドラー的後輩の叱り方
人の気持ちというのは変わるものですね。
昨日の続きを書く気が全く起こりません。
ひとつのテーマはやはりその日のうちに書き切らないと。
特に夜。人は夜おかしな事を考えがちだから、今となっては継続する事がむしろ、間違っています。
さて、今日は仕事で起こった事です。昔一緒に働いていて、今は部署の違う後輩がいるんですが、私のお客さん相手に仕事をすることとなり、その仕事において、それはないだろ的な、単なる不注意系のミスを犯したらしく、後輩の部署の責任者から連絡をもらいました。責任者曰く、私から彼を叱って欲しいとの事。
困ったなと思いました。私は後輩と、特段親しいわけでも、プライベートな付き合いがあるわけでもありません。私は業務上、後輩のやる仕事に対する責任はありませんし、もし私のお客さんに迷惑をかけたということで文句を言って良いのであればその、私に叱って欲しいと言っている責任者に言います。彼には後輩のやる仕事に対する責任があるからです。彼は私に叱ってくれと言っている場合じゃないんじゃなかろうかと思い困っています。どう対処しましょうか?
ちなみにお客さんには会ってきて、気をつけて欲しいと真面目に言われましたが、めちゃくちゃ怒ってるとかでもなかったので、大事にはならなそうです。
叱りたいか、と自分に問うてみると当然そんな事はなく、めんどくさいだけです。
気を抜いていた後輩に対し、気を抜かないでとお願いしても効果的でない気がします。長年勤めていて、こういった、初歩の不注意系のミスをする人なので、彼はこのぐらいでは変わりません。
そもそも変わる、変わらないは後輩の問題で、私に直接どうにかできるものではありません。
実際やるやらないはともかく、この件における私にできる最善とは、どういうことなんでしょうか?
とりあえず、お客さんに迷惑をかけてしまったということを、ちゃんと分かって欲しいなと思います。
私は、仕事という行為は、要するに誰かの役に立つ行為、だと思っていて、それが成立要件だと考えています。
それに対し、迷惑をかける、という行為は、誰かの役に立つ、という行為の真逆に近い行為のような気がしてます。
だから、仕事でお客さんに迷惑をかけるということは、少なくともメンタル的には、役に立つ、の真逆の結果なので、やる価値が無いどころかマイナスですらあるため、やらない方がマシ、という事になってしまうと思います。
メンタル的以外の要素もあるので総合的に見るとそこまでではありませんが、後輩は、自分は何のために仕事をしているのかとか、自分の主観的、客観的価値について己に問うてみてもいいんじゃないかと思います。
要するに、もう少し自分の行動について深く考えて欲しい、これだ、これでいいですね。
もし何か言わないといけないようだったらこれを言おうと思います。